マヂカルラブリーが優勝!『M-1グランプリ2020』最下位からの王者へ!次はキングオブコント!?

2020年12月20日(日)、六本木・テレビ朝日にて『M-1グランプリ2020』の決勝大会が行われた。 この大会は、2001年から続く漫才日本一決定戦で、今回のエントリー数は5081組。審査基準は『とにかくおもしろい漫才』!その『M-1グランプリ2020』第16代王者に輝いたのはエントリーNo.2617『マヂカルラブリー』(野田クリスタル・村上)

今年のファイナルステージ投票は3組とも僅差だったが、見事『マヂカルラブリー』が優勝。

野田がトロフィーを掲げながら、その後ろから村上が柔らかな笑顔で優勝記者会見に登場した。

優勝したことに率直な感想を聞かれると、村上は「嬉しいって言いたいんですけど、まだなにも飲み込めてなくて、喜びよりもどうしちゃったんだろうって感じですね。この後、実感がジワジワ来るんだと思うのですが、今は無の感じに近いですね。」と語ると、野田は「いろんな漫才があったなと思って、おいでやすこがさんが優勝しても大変なことになっただろうし、僕らはあんなに喋らない漫才で僕らで良かったのかと…」と 振り返ったが「でもチャンピオンとして自覚を持って言います。俺らチャンピオンです!文句言わせません。あれは、漫才です!」と力強く語った。

今回のファイナルステージの審査員の票について野田が「ファイナルステージで上沼さんと松本さんの自分たちに票が入っていないことに、心残りでもあるのですけど、これが終わりじゃないんで。」と語り出し、「僕お笑い王になりたいんで!いろんな大会がありますから、(R-1、M-1、キングオブコントで)史上初の三冠取ります!キングオブコントは芸歴制限がありません。一生出れますから、一生挑戦してやりますから!」と真っ直ぐな眼差しで語ると、村上が「やるっていうなら、付き合います。もちろん私も頑張ります。ただちょっと休んでもいいんじゃないかな。」と心配をしていたが「休まねぇ。俺は止まらねぇ。三冠取ってみせる。」と野田の強い意志に村上が少し呆れた様子を見せたが「わかりました。そうしましょう。」と相方への優しさが見える場面もあり、お互いの関係の良さが伝わってきた。

M-1王者となった『マヂカルラブリー』の今後の活躍が楽しみな会見であった。

(写真・文:菅原美彩)

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