2021年12月18日(日)、六本木・テレビ朝日にて『M-1グランプリ2022』の決勝大会が開催された。本大会は、2001年から続く漫才日本一を決める大会であり、今年のエントリー数は7261組と年々エントリー数も増えている。審査基準の『とにかくおもしろい漫才』をすること。『M-1グランプリ2022』の頂点、第18代王者を勝ち取ったのは、エントリーNo.3312『ウエストランド』(井口浩之・河本太)
大会終了後、会見にウエストランドの井口浩之と河本太が、優勝トロフィーを持って登壇した。
夏から始まった今年のM-1グランプリについて聞かれると、井口は「常に緊張がありますから本当に嫌でしたね。予選が大変なので優勝してM-1グランプリに挑戦しなくて良いと思うことが嬉しいですね。」と今までの苦労重ねるように語った。
また、放送最後に語った『自分の人生ですけども主役になれた』については「実は、かなり前から考えてました。優勝したら言おうと思ってました。」と少し嬉しそうに素直に話していた。
優勝が決まった際に涙を流していた想いを聞かれると、河本は「子供が2人いるんですけど、涙腺が緩くなりましてすぐ泣いちゃうんですよね。…アニメを見ていても…」と言葉を連ねていると、井口から「決勝の最後で泣いた理由を早く教えてくれ!」とツッコミが入り、再び思い返しながら「自分がチャンピオンになると思ってこなかったですから、まず、家族の顔が浮かんで…」更に言葉を連ねた河本に「まず家族の顔が浮かんだんでって簡潔にお答えください!」と井口のツッコミが入り、このウエストランドというこのコンビのならではの姿が見える場面もあった。
会見最後には、「ありがとうございました。」と2人はこれからの忙しくなるであろう日々に向かって会場から去っていた。
今後のウエストランドの活躍に期待が高まるばかりだ。
(写真・文:菅原美彩)
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