11月13日、東京ソラマチJ:COM Wonder StudioにてMONDO TV オリジナル版 4K映画『むこうぶち』完成記念記者会見が行われ、袴田吉彦、ガダルカナル・タカ、及川奈央が出演した。
自己紹介時に、タカは「赤坂のプロダクション、オフィス北野を辞めるかもしれない社長の役を演じました」とボケると袴田に「早いです!まだ早いです!」とツッコまれ、オープニングから会場を笑いに包んでいった。
長く続くシリーズとなっている『むこうぶち』だが、これまでの撮影を振り返ってのエピソードについて聞かれると、及川が「袴田さんがサッカーボールで遊んでいたのが印象的でした。」と振り返る。
するとタカが「その頃から何か心の中に寂しさを抱えていたんですかね?」と切り込み、袴田から「早いです!まだ早いです!」と慌てて返される等、会見では終始タカと袴田の掛け合いが展開されていた。
役者としての袴田の印象を、タカは「実際にカメラが回った瞬間に、やっぱりプロは違うなと思いましたね。空気を一瞬にして変えてしまうので。本当に凄いなと思いました。」と賞賛。
また今回『モンド麻雀プロリーグ』との夢のコラボも話題となっている今作品。麻雀のプロである宮内こずえについての話になると、及川が「ずっとプライベートでも仲良くしていて、女優の時は真面目に健気に役作りをしていました。いつもとは違う一面を見せていました。」と話し、宮内との親交の深さを感じさせた。
ギャンブルは実際にやるのかという質問に関しタカは「ギャンブルは一通りやったんですけど、師匠と出会って「もしギャンブルに使えるものがあるなら、芸人に使った方がいいんじゃないか?」と言われ、そこからやらなくなったという師弟エピソードを語った。
最後に作品の見所について聞かれると、タカは「麻雀の奥深い所の追求していく姿、勝負にかける厳しさ、その中で見える人間ドラマ。」と熱く語った後に「麻雀はポイントを貯めるという事が大切で、無くなるとハコテンとなります。・・・もうアパのポイントはハコテンになったようです。」と最後まで袴田に切り込むコメントで袴田をイジリ倒すと、袴田は見所について「もう忘れちゃった・・・」と苦笑しながらも、共演者の賀集利樹について「熱い役なので、ラストの熱い闘いを是非見ていただきたいと思います!」と力強く語り会見を締めくくった。
文:山岸一之
写真:菅原美彩
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