3月19日、アース製薬100周年presents『Mother〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜』の公開ゲネプロが新国立劇場 小劇場にて行われ、出演者の浅香唯、ワッキー(ペナルティ)、太田博久(ジャングルポケット)、安藤美姫がゲネプロ後、報道陣の前で思いを語った。
【浅香唯 コメント】
ゲネは非常に緊張しましたし、反省すべき点も多々ございましたので修正して初日を迎えたいと思っております。本当に泣いてしまいそうになる事が多々ありまして。けど鳥濱トメさんという方は、とにかく明るく元気に非常に凛として、特攻隊を見送っていらっしゃった方ですので、決して私は舞台上で涙を見せちゃいけないと思って演じております。ただやっぱり、何度も何度も堪えるシーンがありましたし、最後の最後は本当に堪えられるかなという風に不安になるくらいですが、最後まで立派に鳥濱トメさんを務めさせていただきたいと思っております。
【ワッキー コメント】
プロデューサーもやらせていただいて、1年くらいかけて準備してきたものが、やっと初日を迎えるという事で色々な感情があります。嬉しさと不安と。けど一番は嬉しさが勝ちますね。
僕はもう12年間出ていますけど観ていて毎回同じところで泣きます。自分のシーンでも「うわぁ〜・・・」となっちゃうんですけど、隊長だから涙を見せるわけにはいかないので堪えながら「みんなと一緒に行くぞ」というものを表現したいなと思っています。
【太田博久 コメント】
初めて舞台をやらせていただいて、初めてのゲネで、絶対に泣いちゃいけないところで泣きそうになっちゃって。その後、笑いながら帰って行かなきゃいけないところなのに、どうしても我慢できなくて『ちびまる子ちゃん』の事を考えてた瞬間があって・・・いや、絶対泣いちゃいけないなと思って、違う事で気持ちを逸らそうと思って!それくらい皆さんの熱と実際の舞台を使うと「いよいよ来たな」と言う感じがして、凄い鳥肌が立っていて。ゲネで満足しきれなかったところは本番までに自分なりに修正できたらなといった感じで、皆さんに迷惑をかけないように頑張りたいと思います。
【安藤美姫 コメント】
私自身、このような舞台に出演することが初めてで、普段は言葉無く、物語やメッセージを伝える表現はしているんですけれども、実際にいらした方になって、そして台詞があって演技するというのは、いつもと違うなという緊張感を持ってゲネプロをさせていただきました。今回は私の実の弟と娘もお世話になった事がある思い出の舞台でして、家族ぐるみでご縁のある晴れ舞台だと思っております。娘が出ていた時に、ワッキーさんの妻役を舞台上で少しやらせていただいて「是非機会がありましたら」という言葉を3年前にいただきました。今回ワッキーさんからご連絡をいただいて実現するという運びになっております。声をかけていただけて本当に嬉しかったですし、浅香唯さんも凄く優しくて、色々と心強く、楽屋から寄り添ってくれて。私自身からもメッセージを皆さんに伝えられるように頑張っていけたらと思いました。
アース製薬100周年presents『Mother〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜』は03月19(水) ~ 3月23日(日)、新国立劇場 小劇場にて上演される。
公式HP:http://www.airstudio.jp/index_2025mother.html
(文・写真:山岸一之)
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