優勝出来たのは同期を信じなかったから!?たくろうが第21代王者に!『M-1グランプリ2025 』

2025年12月21日(日)、六本木・テレビ朝日にて『M-1グランプリ2025 』の決勝大会が開催された。本大会は、2001年から続く漫才日本一を決める大会であり、今年のエントリー数は11521組組と年々エントリー数も増えている。審査基準の『とにかくおもしろい漫才』をすること。『M-1グランプリ2025』の頂点、第21代王者を勝ち取ったのは、エントリーNo. 3344『たくろう』(赤木裕・きむらバンド)

優勝者記者会見では、優勝トロフィーを持って登場した。

王者になった感想を聞かれると きむらは、「ちょっと王者と呼ばれることが、まだ何にもしっくりきてなくて、ただ終わった瞬間は、嬉しさのキャパを超えて、凄いしんどくなるぐらい嬉しかったですね。」と優勝を噛み締めるかのように語り、

赤木は 「ほんまに現実味がまだ無さすぎて。さっき有働タイムズに出てきたんですけども、有働さんがホログラムに見えていて、(トレンディエンジェルの)斎藤さんだけハッキリ見えるという状態でした。」と会場の笑いを誘った。

また今年のM-1を振り返り、1回戦目から決勝まで、ほぼリングアナウンサーのネタだけでやってきた事について「楽しくやれそうな自信があった!」と、きむらは手応えを感じていた様子だった。

また、11月に出来た2本目のビバリーヒルズのネタに関して赤木は「同期の翠星チークダンス木佐に『これ(ビバリーヒルズのネタに)しようと思ってるんですけど…』」と相談したことを明かし、「木佐に『絶対過去にやった、実績のあるネタをした方がいいよ』と。それを信じずに良かった。」と告白した。

きむらは「僕は2本目、別の過去のネタしようとするかもって(赤木に)言った時に、『いや、絶対、ビバリーヒルズの方がいい』って言ってくれて、木佐より俺を信じてくれたってことね。」と優勝の裏側でコンビ愛を感じられる場面もあった。

「優勝した理由は木佐を信じなかったからです。」と赤木は笑いを交えながら断言した。

最後には祝福とこれからの期待が募る拍手の中、たくろうは会場を後にした。


(文・写真:菅原美彩)

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