徳島県鳴門市、兵庫県南あわじ市、香川県東かがわ市を結ぶASAサイクリングコースのPRとコラボして、2018年から制作されている映画「あの空の向こうに」の2作品が、3月9日、徳島市・あわぎんホールで行われた徳島国際映画祭で上映され主演の山下リオと監督の川野浩司が登壇。
地域の魅力を描き出した映画の魅力と郷土愛を熱く語った。
【舞台挨拶+舞台挨拶後追加個別インタビュー】
MC 『あの空の向こうに』『あの空の向こうに〜夏雲〜』の予告編の再生回数が今日現在で51万2千回を越えたそうです。そして、映画「あの空の向こうに」と続編「あの空の向こうに〜夏雲〜」が主演の山下さんの地元である徳島で初めて連続上映されます。「あの空の向こうに〜夏雲〜」はなんと徳島では初めて上映だそうです。川野監督、山下リオさん映画について教えてください。
川野監督:この映画は徳島県鳴門市・兵庫県南あわじ市・香川県東かがわ市による「ASAサイクリングコース」とコラボした短編映画で、美しい景観とサイクリングの魅力を引き出すストーリーになっています。
「あの空の向こうに」は主役の山下さん演じる亜美の「恋愛」や「夢」をテーマにした話。「あの空の向こうに〜夏雲〜」は亜美が「夢」を実現していく話ですが、山下さんや出演者が1年経って大人になっていく過程、成長物語は見どころの一つだと思います。
山下リオ:私は徳島出身なので、本当に出演できて嬉しいです。「あの空の向こうに〜夏雲〜」の撮影は自転車が大変でした。山を3つくらい、カメラマンさんと走って。体力がなくて泣きそうで大変でした。そんな中、帰ってきたら監督がお弁当を食べていて(笑)。「待っててよ!」って思いました。
作品で感じたことは、同じ役を2作続けて演じさせていただくことは、プライベートで自分自身も成長していて、大人の階段を登るというか(笑)。定期的にではないですけど演じさせていただけたのは、役柄も成長してありがたいなと思います。
MC:撮影の裏話的なところを教えてください。
川野監督:「あの空の向こうに〜夏雲〜」では1作目よりパワーアップしないといけないと思い、地元徳島のグルメというか食べ物のシーンを入れてみました。ロケハンの時に食べたものを個人的に独断と偏見で入れさせていただきました。
山下:私だけ、そのシーンで食べてないです笑 (「食べる必要がなかったから」と川野監督のフォローあり)なんで食べさせてくれなかったんですか!有名で美味しくて食べログでも高評価の店なのに。
川野監督:津田寛治さんが食べてるやつ?あれはすぐに食べたくなるよね。津田さんの食べる演技も見どころですよね MC:山下リオさん、地元徳島の思い出を教えてください 山下:私、徳島が大好きなので1週間休みがあると帰ってきてしまうんですよ。この間も帰ってきていて。徳島に通っている感じですね。常に東京の家にも、すだちとサツマイモは常備しています。阿波踊り時期は必ず戻ってきています。踊る阿呆タイプではないですけれど見るのが好きで。徳島は戻ってくるところ。自分の人生の中で徳島は離れられないところ。最高に気持ちがいいんでしょうね。
徳島国際映画祭も今年で2回目の参加なんですけれど、本当に嬉しいです。今日は観客席に幼稚園からの友達や母や姉、姪っ子も見つけて不思議な感じです。徳島ならではですよね。徳島ってあんまり映画に触れる機会は住んでいてなかったんですよ。映画館も少なかったですし、1800円払って映画を見るのはなかなか大それたこと、という中で育ってきたので。
この映画祭は無料で観れますし、徳島の方が映画に興味を持ってもらって今日の席が埋まったのは新鮮で嬉しいです。徳島は映画が撮りやすいとスタッフの方から聞いているので、もっとたくさん映画を撮って欲しいなと思います。
MC:徳島に帰ってきたら何を食べますか?
山下:帰ってきたら徳島ラーメン、ラーメン、お好み焼きですね。
MC:明日はゆうばり国際ファンタスティック映画祭に行かれるんですよね?(「あの空の向こうに」「あの空の向こうに〜夏雲〜」の舞台挨拶のため)
山下:監督はいけないのですが、私は明日行きます。もし行ける方がいたら是非!
ASAサイクリング×映画「あの空の向こうに」キャンペーンサイト
ASAサイクリング×映画「あの空の向こうに~夏雲~」コラボ予告編 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vfPXqnZv63c
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