木村良平、東山奈央、福山潤、森田成一、折笠富美子がAnimeJapan 2019『NETFLIX』ステージに登場!

3月23日、東京ビックサイトにて世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2019』が開催され『NETFLIXアニメフェス スペシャルステージ 〜ハシャげ、世界!〜のステージ』に声優の木村良平、東山奈央、福山潤、森田成一、折笠富美子が登壇した。


司会の吉田尚記アナウンサーが「せーの!」とマイクを向けると「ハシャげ!世界ネトフリアニメ!!」と観客が大きな声で返し、声優ステージが始まった。


各作品を代表する声優陣が登場。

『ULTRAMAN』からは木村良平。「俺がウルトラマンだ!」の決めゼリフに歓声が上がる。

『7SEEDS』からは東山奈央が「岩清水ナツ役の東山奈央です。よろしくおねがいします。」、続いて「青田嵐役の福山潤です。よろしくお願いします。」と福山潤が笑顔で挨拶した。

『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』からはペガサス星矢役の森田成一が「ペガサス流星拳!」と必殺技を放ちながら登場すると、折笠富美子が「おはようございます。城戸沙織役の折笠富美子です。」と続いた。


各作品の話になると、まず『ULTRAMAN』の木村が「作品としてはみなさんがご存知のウルトラマンと繋がるもの。ただ、初代であるハヤタ隊員の息子が主人公で、親がウルトラマンと融合していた事から受け継いだ力で変身しなくても強い!」「フルCGの密度の濃さが凄いです。」と語る。

「主人公の進次郎は半分は普通の高校生。その反面、出てくる大人はいろんな現実を知ってる奴らで、そこで揉まれていく。バックボーンは意外とヘビー。」と、木村。

大人も楽しめる作品になりそうだ。


続いて『7SEEDS』の作品について。

司会の吉田アナウンサーは原作漫画の大ファンということもあり興奮気味に魅力を語った。それを受けて東山は「あの壮大な物語をどう着地させるか・・・止まらなくて全巻を3日間で読破しました。」と作品愛に満ちた笑顔で返した。

「女性陣の熱がすごい現場で、漫画喫茶みたいになってる。」と、福山。アフレコ現場の熱量もかなりのもの。

東山は「役者としても楽しいが、やっている時はサバイバルです。滅亡した世界が舞台なので常に絶望と戦っています。これを演じきれなかったらなんのために声優になったのかと思うくらい深いキャラクターです。」と、演者としての強い思いを語った。

「今回は自分たちが生き残る、生物としての根幹を描いた作品。サバイバルの達人じゃない人達が大変な状況に叩き込まれ、どうやって生き残るのかが描かれています。」と、福山が語る。

それに対して吉田アナウンサーが「作品は素晴らしいですが、いざ自分がこの世界に行くとなった ら・・・絶対に行きたくないですよね。」と投げかけると、「ごめんですね。過酷すぎる。」と福山。

「他のキャストも素晴らしい方ばかり。現場の安心感は半端ないです。」と福山は観客の期待感を煽った。


最後に『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac』の作品について。

赤いTシャツを着た森田は「古谷さんも聖闘士星矢の時はいつも赤いTシャツを着用していたので、それを引き継いで僕も星矢の時は必ず赤いTシャツを着るようにしています。」という、先輩から受け継いだ伝統エピソードを披露した。

今までのアニメとはまた違ってCGならではの聖衣(クロス)の質感や映像美は見応え抜群。

「実は今回英語版が基本で。英語の上から吹き替えてます。でも、原音を聞きながらも、もともと僕がやってきた星矢感も入れつつ収録しています。」と話す森田に「英語版のペガサス流星拳ってどう言ってるの!?」と福山。

Netflixでは日本語だけではなく、他の言語でも楽しめる。そこも見どころのひとつだ。

折笠は「この作品はいろんな方が演じてきている。城戸沙織は今回は私がかつて演じた頃よりも少し気が強くなっている。」と、今回の作品でのヒロイン像について語った。


ラストは各作品をそれぞれ代表して一言ずつ挨拶。 


木村「今日はまだ未公開の作品たちのイベントに来てくださってありがとうございます!ULTRAMANは大枠は王道でそこも楽しめるし、キャラクター1人1人考えるとなかなか深い。たくさんの人に見ていただきたいです。」


東山「長きに渡る連載を経て、満を持してのアニメ化になりました。 ひたすら絶望と戦う重たい話で人間はなんて業が深いんだろうと考えてしまう。それでも生きなければいけない。『生きたい!』が込められています。 かけがえのない気持ちが沢山詰まっています。 Netflixで夏からです!ありがとうございました!」


森田「新しく3DCGで復活した聖闘士星矢。作品全編が小宇宙(コスモ)に満ちています。 邪悪に対し少年たちがどう立ち向かっていくのか。沢山の皆さんにみていただきたいです。」 


締めは木村とオーディエンスの「NETFLIX!」「アニメフェス!!」のコール&レスポンスでステージは幕を閉じた。


文:谷利沙紀

写真:山岸一之