3月28日、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』Blu-ray＆DVD発売決定記念イベントとして上映会＆トークショーが行われ、高杉真宙（僕 役）とLynn（山内桜良 役）が登場した。
本作で声優に初挑戦となった高杉。約半年振りに声優として舞台挨拶する事について「半年ぶりに『声優』と呼ばれて何だか笑顔になってしまいました。凄く嬉しいです。」と喜びを語った。
Lynnも「私も凄く嬉しいです。もう半年経ったんだなぁと思います。いろんな人達に『良かったよ』って言ってもらえて、キミスイ（『君の膵臓をたべたい』の略称）に関わっている時間がずっと続いています。」と公開からの半年を振り返った。
声優に初挑戦した事について高杉は「目の前の事に必死でした。初めて声優という仕事をやらせていただく事についての責任感は今も覚えているくらい新鮮な感覚として残っています。僕以外は皆さんプロの方だったので、何かをサボると一瞬で出来なくなるんじゃないかなと思って、それが怖くてずっと『僕』の事だけを考えていました。」と当時、一瞬の緩みも無く作品に臨んでんでいた事を明かした。
Lynnも「アフレコの時の事は鮮明に覚えていて、今でも思い出したりします。今まで無かった感情があって・・・特別なんですよね。『桜良ならこう喋るかな？』って考えた時に、凄く技術的な話しになるんですけど、今まで使っていない口の動かし方を意識した時に桜良の喋り方が生まれたんです。ただ、これは桜良の喋り方であって、他の作品とかでやる事は絶対に無いですし、新しく得た自分の引き出しではあるんですけど、そっと閉まっておこうと思っています。」と収録を振り返った。
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の魅力について高杉は「特に良いなと思う所は画とキャラクターの表情と音楽が組み合わさった時、皆で演奏しているような感じの絡み方が、どんどんストーリーの最高点を目指して行く感じが、アニメだからこそなのかなと思いますね。」と映像を見た時の感想を話してくれた。
ここで今回のBlu-ray＆DVDのパッケージを実際に見てみる事に。
デザインの説明がされる度に高杉は「あ！ホントだ！」と興奮を隠せない様子。細部まで、こだわりの仕掛けがあるパッケージに「凄い・・・良いですね！」と無邪気な笑顔を浮かべた。
様々に思いを振り返ったトークショーの最後にLynnは「切ないけど温かい物語で、沢山の人に知ってもらいたいという思いがあります。このBlu-ray＆DVDを手に取っていただけたら嬉しいです。今日ここに来てくださった皆さんがキミスイの輪をもっと広げてくださったら嬉しいです。」と語り、高杉も「Blu-ray＆DVDは僕自身も凄く楽しみにしていたもので、沢山の人にまた見ていただいで、この作品が好きだって言ってくれる人が増えていったら嬉しいです。1つ1つ僕らが全力を注いだ作品を何度も見てほしいなと思います。」と思いを話し、トークショーを締めくくった。
『君の膵臓をたべたい』Blu-ray＆DVDは、4月3日に発売される予定となっている。
文：山岸一之
写真：谷利沙紀
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