7月4日、音楽劇『Zip&Candy』の公開ゲネプロが行われ、ゲネプロ前に行われた会見に浅川梨奈、秋山ゆずき、校條拳太朗、米原幸佑が登場した。
今回、ジップ役とキャンディ役を公演毎に交互に演じる事となる浅川と秋山。演じ分けについて浅川は「個人的にはジップが私の小学生の時の自分とそっくりで自分と重ねる事が多かったです。キャンディは女の子らしい女の子なので私の理想を投影しながら演じているので、ジップの方が自分に似ていると思います。」と話す。すると米原が「やりやすいって浅川さんが言っていましたけど、本当に男なんじゃないかと思いましたよ。」と返し、浅川から「おい!」とツッコミが入り笑いが起こった。
一方、秋山は「2人は対象的なので演じていて楽しいです。私はキャンディの気持ちの方が解りやすいというか、最初はキャンディに対して気持ちを入れて読んでいたので、自分に近いのはキャンディなのかなと思います。」とコメント。
今回、初共演になるという浅川と秋山はお互いの印象について、秋山は「私はグラビアが好きなので見ていて可愛いなぁ!と思っていたら結構男前だなと。役中もエスコートしてくれたりして。私はなかなかエスコート出来ないので素敵だなと思いながら、ときめいてました。」と語ると、浅川も「稽古の時から凄く真面目に1つ1つに取り組むので見ていて勉強になりました。秋山さんの皆を引っ張っていってくれる座長という姿があったからこそ、皆でまとまって楽しく出来たと思います。」とお互いへ思いを話した。
最後に初日公演へ向けて1人ずつメッセージを語ってくれた。
米原「絵本が原作という事もあるんですけど、お子さんが観ても解りやすいし楽しめる作品になっていると思うので、是非親子連れでも観てほしい温かい作品になっています。宜しくお願いします。」
校條「とても素敵な世界観がしっかりと舞台でも描かれていて、元々作品を知ってる人は更に『Zip&Candy』を好きになっていただけるように、初めて観る方も好きになってもらえるような作品になっていますので最後まで楽しんでください。」
秋山「絵本から飛び出してきたキャラクター達が沢山いて、今回の作品で出来たキャラクター達も沢山いて、観ていてワクワクするような可愛らしいキャラクターが沢山います。見終わった後に、ほっこりして原作の絵本も誰かにプレゼントしたくなるような作品なので16公演、愛していただきたいと思います。」
浅川「心の温まる素敵な作品になっていると思います。歌あり、踊りありで、キャラクターも個性豊かで、観ていてずっとワクワク出来る作品だなと思います。観ている人にもステージ上の楽しさや賑やかさが伝わっていくんじゃないかなと思っています。全16公演、誰一人欠ける事無く怪我なく無事に務められたらと思います。個人的には、今日は雨が降っているじゃないですか?私、基本的に雨が降っている日が初まりの事が多いんですけど、雨が降っている日は成功する割合が高いという風に思っていますので、そのジンクスを信じて雨女、頑張っていきたいと思います。全16公演駆け抜けたいと思います。」
音楽劇『Zip&Candy』は、鬼才・にしのあきひろ二冊目の絵本として出版された『Zip&Candy』を、なるせゆうせいの演出によって音楽劇として上演。
元SUPER☆GIRLSの浅川梨奈と、映画「カメラを止めるな!」のヒロイン・秋山ゆずきがW主演を務め、全16公演のうち8公演ずつジップ役とキャンディ役が入れ替わり、7月4日~14日まで俳優座劇場にて上演される。
(文:山岸一之・写真:谷利沙紀)
【公演概要】
タイトル:音楽劇「Zip & Candy」
原作:にしのあきひろ「Zip & Candy」(幻冬社)
脚本・演出:なるせゆうせい
日程:2019年7月4日(木)~14日(日)
会場:俳優座劇場
キャスト
浅川梨奈 秋山ゆずき/校條拳太朗、米原幸佑、内海啓貴、反橋宗一郎、古畑恵介、加藤凛太郎、足立英昭、岩城滉太、田中孝宗(劇団俳優座)、後藤紗亜弥、中江早紀、中村翼、あまりかなり、西田薫子、平田りえ、松村泰一郎/緒月遠麻/星田英利 他
主催:音楽劇Zip & Candy製作委員会
公式サイト:http://zipandcandy-stage.com/
公式ツイッター:@zipcandystage
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