9月12日、『東京ゲームショウ 2019』が開催され、『たべごろ!スーパーモンキーボール ステージ 〜日髙のり子が幕張メッセにやってきた!スペシャル〜』に声優の日髙のり子が出演した。
日髙のり子、山寺宏一、関俊彦の3人で結成されたユニット・バナナフリッターズが歌う『恋するバナナーナ』が主題歌として起用された事から実現した今回のステージ。
ゲームの開発プロデューサーの城﨑雅夫、ゲームの主題歌『恋するバナナーナ』の作詞・作曲を担当した矢内景子に続き、日髙が登場し「こんにちは!バナナフリッターズを代表して来ました!」と挨拶すると観客もステージ上の出演者達も「可愛い!」と声をあげた。
今回の楽曲について矢内は「お猿はバナナが取りたいんですが、バナナもお猿に取られたいと思って待ってるよ。というテーマで書かせていただきました。」と楽曲のコンセプトに関して答えた。
これに対し日髙は「お猿さんが主役だけどテーマをバナナに持っていったのは面白くて、矢内さんがそう思っていなければ私たちは選ばれてない。テーマがお猿さんだったら他のユニットが選ばれていたと思う。」と返した。
ここでビデオメッセージでバナナフリッターズの関俊彦、山寺宏一からメッセージが送られた。
関俊彦「バナナフリッターズがゲームの主題歌を歌うなんて、最初は冗談かなと思いましたが、本当らしいと(笑)。この曲は名曲です!皆さんに全世界へ広めていただきたいと思います。この曲をカラオケで出して欲しいなと思っておりまして、夢が叶うといいなと思っております。世界中のみんな、スーパーモンキーボールを遊んでください!」
山寺宏一「スーパーモンキーボールの主題歌を歌うという事で、本当にこのグループ名にして良かったなと。そしてこの主題歌、モンキーの立場ではなくバナナの立場になって歌う…画期的ですよ!もうバナナフリッターズが主題歌をやることなんて2度と無いですから是非ゲームを楽しんでください!」
2人のコメントを受け、日髙は「ゲームの主題歌が歌えるということがで、山ちゃんが凄く喜んでいました。あと、まさか関君がカラオケに入れて欲しいなんて野望を持っているとはおもいませんでした(笑)。」とコメント。
また楽曲について日髙は「本当に可愛らしい曲んですが、皆さんに褒めて欲しいのは…私たちの歌声、若くないですか!?声だけ聞いたら10代とかいけるんじゃないかというくらい頑張りました!とにかく明るい曲だったので迷いなく突き抜けるような明るさで歌いたいというのが私のテーマでした。」と熱弁した。
ここで、『たべごろ!スーパーモンキーボール』が宇宙一上手いと自他共に認めるゲームの開発チームの、きん太が登場し実機プレイを披露。それを見た日髙は「私にも出来るんじゃないかなと思います。」とゲームにチャレンジ。
気合いの入った叫びと共にプレイしたが惜しくもステージクリアはならず「アニメの場合は叫ぶと上手くいくんですけどね(笑)。成功しませんでしたけど、めちゃめちゃ楽しかったです!」と感想を話した。
プレイヤーを再び きん太に交代すると、難関ステージをクリアしたら日髙のサイン入りTシャツを抽選でプレゼントするというコーナーが開始。
ここで城﨑から日髙に、きん太への応援メッセージを「きん『たっちゃん』、頑張って!」にしてほしいとリクエスト。名作アニメの台詞を感じさせる日髙の「きん たっちゃん、頑張って!」という応援メッセージが日髙から発せられると会場からも歓声があがった。
しかし、きん太はプレッシャーからかミスを連発。日髙からも「きん たっちゃん頑張って!きん たっちゃん本気出せ!信じてるからね、きん たっちゃん!」と応援されるが挑戦は失敗。
意外な展開に日髙は「南が応援して、たっちゃんが負けた事ってそんなにないのに・・・」とガッカリした様子。挑戦に失敗した きん太には日髙からバナナでお尻を叩かれる罰ゲームが行われた。
イベントの最後に日髙は「バナナフリッターズは2年前に復活して、55歳の時にライブもしました。私たちの次の目標は還暦ライブと言っていたんですけど、その前にこんな素敵な機会をいただけるなんて本当に思っていなかった事です。是非『たべごろ!スーパーモンキーボール』をプレイしていただいて、私たちの曲もいろんな所で聴けますので、歌声にも耳を傾けながら、お友達と楽しんでください。今日はありがとうございました!」とコメントし、イベントステージを締めくくった。
(文:山岸一之)
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