10月16日、舞台『魔法使いの嫁』の公開ゲネプロが行われ、出演者の工藤遥、神農直隆、愛原実花、伊藤裕一、脚本・演出の高羽彩がゲネプロ前に囲み会見に応じた。
工藤は「昨年に引き続きチセを再び演じる事が出来るのは光栄だなという気持ちが大きかったです。」と思いを語る。前作から変わった所を聞かれると神農は「前回より顔が出てきたので、表情を見せていいのかという事など、色々試行錯誤しながら毎日考えていました。」とコメントした。
それに対して工藤は「エリアスの表情が読み取りやすくなったのも含め、昨年も一緒にやっている事もあり、私たち自身の距離が近くなっていますが、逆に知りすぎちゃいけないなと、わざと壁を作って演じているところもあります。」と役作りについて語ってくれた。
稽古について聞かれると、愛原は「この時期だからこそ周りの皆様の団結力も今まで感じたことのないパワーを私も感じて頑張る事が出来ました。」と稽古を振り返ると、伊藤は「稽古場で作り上げたシーンを、注目して見て頂ければ良いなと思っております。」と思いを伝えた。
また脚本、演出の高羽彩は今回の作品について「美しい物、綺麗な物、人を傷つけないものだけでなく、良い面と悪い面を合わせ持って、1つの美しい世界なんだと意識して脚本、演出をまとめました。」と、コメントした。
〜今回の作品の意気込みについて〜
【工藤遥( 羽鳥チセ役)コメント】
ギリギリまで皆で詰めてより良いものをと頑張ってきました。今までやってきた事をお客様にお届け出来ればと思っております。配信も加えての芝居は私も初めてで未知なところもあるのですが、画面を通しても変わらず原作の素晴らしさが届くように、一生懸命チセちゃんを演じていきたいと思っております。
【神農直隆(エリアス役)コメント】
初日公演へ向け、より良い物になる様に邁進したいです。お客様を楽しませる為に、全力投球出来るカンパニーです。僕は俳優としてやりきりたいと思います。
【愛原実花(ミナ役)コメント】
初日の稽古から楽しくて、見に来てくださったお客様が、私と同じ様な幸せを一時でも感じて頂けるように自分も頑張っていきますので、宜しくお願い致します。
【伊藤裕一(マシュー役)コメント】
魅力的なキャラクターが登場しますし、僕らもひたむきに頑張っております。僕たちの情熱や想いが伝わったらいいなと思っております。
【高羽彩(脚本・演出)コメント】
このご時世の中、演劇を作り上げる事が如何に困難かと、稽古が始まってからヒシヒシと感じながらも稽古で誰も弱音を吐く事もなく、この日を迎えられたのは本当に奇跡的な事です。スタッフの皆さんの御尽力もあり、今この場があるんだと思っております。キャストも今ここにいる事の奇跡を楽しみ、客席に来て頂けるお客様、来れなくても作品を気にしてくださるお客様に楽しんで頂きたいです。
舞台「魔法使いの嫁」は2020年10月17日(土)〜25日(日)に、紀伊國屋ホールで上演される。
劇場に来られない方へは10月24日(土)18:30の回の公演の生配信を予定しており、公演グッズもネット販売を行っている。詳しくは配信チケット販売サイト、公式サイトをチェックしよう。
配信チケット販売サイト:http://eplus.jp/mahoyome/st/
公式サイト:https://mahoyome-stage.jp
(文・写真:すみきち)
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