7月8日、『ミュージカル『衛生』〜リズム&バキューム〜』の公開ゲネプロが行われ、ゲネプロ前の囲み取材に、古田新太、尾上右近、咲妃みゆ、石田明(NON STYLE)、ともさかりえ、六角精児が登場し意気込みを語った。
脚本・演出の福原充則と古田新太の発案から生まれた本作は、昭和30年代を舞台に登場人物が全員悪者、欲望のためには手段を選ばず、泥臭くも自らの人生を生き抜く人々の物語となっている。
【古田新太 コメント】
お客さんの前でやれるのは楽しみですね。どういう反応が返って来るか。 この作品は酷いです。けど観ておいた方がいいと思う。こんなご時世ですが、その面の対策は僕らも必死でやっております。その中で、思いっ切り汚いものを見せます。観てないと何も言えないと思います。批判も喜んで受けますし「痛快でした!」っていう言葉も聞きたいです。
【尾上右近 コメント】
歌舞伎とミュージカル違いに戸惑いながらも、皆さんに助けていただきながらやらせていただいた中で共通点も見つかる所もありましたし、歌舞伎らしい演出も取り入れていただいている所もあります。歌舞伎もエログロ系は得意なので、そういう意味では共通点もあると思います。強く生きていく姿を自分なりに演じたいな思います。
【咲妃みゆ コメント】
今までの舞台人生で経験した事の無い事が起こり続けて、ようやくここまで辿り着いた感じです。 今まで生きてきた中で避けて通ってきた道の、ど真ん中を突き進んでいる感じで、稽古場でもアワアワしちゃったんですけど、今はやる気満々です! 皆さんの人間性が全て表れた素敵なミュージカルだと思います。
【石田明(NON STYLE) コメント】
最初、僕はミュージカルという事で1回お断りしたんですが、プロデューサーと演出の方がルミネtheよしもとまで来てくれまして「どうしても出てくれ。最悪、歌わなくていいです。」と言われたんですよ。それならいけると思ったんですけど、メチャクチャ歌わされたので詐欺集団だと思っています(笑)。
【ともさかりえ コメント】
私はミュージカルの大ファンでこの聖域だけは破ってはいけないと思っていたんです。 けど、とても素晴らしいキャストの方々に囲まれて、作品には本当に酷い人しか出てこないんですが不思議な爽快感もある作品に仕上がっているので、この場でミュージカルデビュー出来て幸せだと思います。
【六角精児 コメント】
ちょっと前までやっていたミュージカル(レ・ミゼラブル)とはちょっと違う感じが・・・人が生きているという意味ではそんなに変わらないんだけどね。ただ、今年はミュージカルに包まれたような感じです。今回の芝居の反応は全く解らないので楽しみですね。
『ミュージカル『衛生』〜リズム&バキューム〜』は7月9日の東京公演を皮切りに大阪、福岡でも公演予定。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしよう。
ミュージカル『衛生』〜リズム&バキューム〜オフィシャルサイト
(文・写真:山岸一之)
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