3月9日、豊洲PITにて、極楽とんぼの山本圭壱こと、けいちょんの元に集まった芸人、アーティストらが出演する、お笑い&音楽のライブ『けいちょんフェスティバル2022 けェス in 東京』が開催された。
歌ステージ中盤、長年の戦友であり最近ではYouTubeでも盛り上がりを見せる、けいちょんと、鈴木紗理奈とのコンビ『さりけい』が登場。紺色のジャケットに身を包んだ けいちょんに対し、ビビッドカラーの煌びやか衣装で登場した鈴木。
レゲエ調の渋い曲『MOVEでしょ!!』からステージはスタートした。
この曲の見せ場の1つでもある、けいちょんと鈴木の高速の掛け合いで、レゲエアーティストに引けを取らない けいちょんのパフォーマンスはまさにアーティストそのものであった。
1曲目終了後、鈴木は「ちゃんと歌って!私が歌うのやめたら声が聞こえないんだから〜!」と喝を入れると「ちゃんと歌ってますよ〜」と反論。軽快なやりとりで会場を沸かす。
今年けいちょんは54歳、鈴木は44歳という事で、けいちょんが「来年は二人合わせ100歳よ〜」と話すと、鈴木が「今日が一番若い日でしょ、私たち。ここからスタートですよ。過去を振り返るんじゃない、今日が一番若い日!と言ったらあの曲でしょ!」と叫び『未来史上最年少』を披露した。
曲中のサックスパートになると鈴木が「シンディー(武田真治の愛称)がいない!シンディー来て!今日けェスだよ!シンディー、待ってるよ!」と、かつて『めちゃイケ』で共演し、サックスプレイヤーでもある武田真治にメッセージを送った。
曲の終盤には、鈴木が「2人足して98歳ですが、ここから頑張って行きたいと思います!」と思いを語ると、けいちょんも「皆さん元気出して行きましょう!元気一杯!なるようになる!紗里奈諦めるな〜!」と叫び、フィニッシュ。
曲を終えた後には「良かったね、けいちょん!こんなに沢山の人に囲まれて本当に感無量だわ。こんな日を夢見ていました。」と感激している鈴木に対して、けいちょんは「私もね、ずっと隣で歌ってたの紗理奈さんかなと思って、見たらKABA.ちゃんだった。」と発言すると間髪入れずに「違う!紗理奈!ちゃんと見分けて!」とまるで夫婦漫才のようなやりとりで『さりけい』ステージを締めくくった。
(文:大澤良・写真:山岸一之)
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