中国割烹旅館『掬水亭』が五十嵐美幸シェフ監修スペシャルメニューを販売!

中国割烹旅館『掬水亭』は、最上階レストラン『天外天』にて、五十嵐美幸シェフ完全監修のスペシャルメニューの販売を今秋から開始する。


スペシャルメニューは下記の4点

■スペシャルコースA 前菜三種盛り/点心/選べる麺飯/デザート 税込2,800円

■スペシャルコースB 前菜五種盛り/点心/選べる主菜/選べるハーフ麺飯/デザート 税込4,000円

■アフタヌーンティーセット スイーツと点心のセット/本格中国茶 税込3,000円

■スパークリングワインセット 中華前菜とスイーツのセット/スパークリングワイン 税込3,000円


掬水亭の新たなコンセプトと取り組みの紹介ということで「心身のリフレッシュと癒しを提供する、湖畔のリトリート」にマッチする五十嵐美幸シェフとのコラボレーションを紹介。

女性の中華料理人の第一人者・五十嵐美幸シェフの料理の信条は「心と体が元気になる、素材本来の味を生かした毎日でも食べられる中華」。

K-triangleでは、今回、その中でもスペシャルコラボレーションメニューよりコースB(9品)を試食。その内容を紹介する。



スペシャルコースB(前菜五種盛り/点心/選べる主菜(①鶏とサツマイモのカシューナッツ炒め ②土鍋入り麻婆茄子)/選べるハーフ麺飯(①角煮入り蓮の葉ごはん ②柚子坦々麺)/デザート)

(今回は、主菜は『鶏とサツマイモのカシューナッツ炒め』。選べるハーフ麺飯は『角煮入り蓮の葉ごはん』を選択。)

【ピータン豆腐】

大豆の風味が食べた瞬間に広がる。これはピータンが苦手な人でも食べやすくて大丈夫。

【茄子の香味ソース】

茄子の味と香味ソースがマッチ。茄子の素材そのものの味が生かされている。香味ソースも胡麻風味をベースとした味で茄子との相性も最高。

【タコの辛みチーズ和え】

ピリ辛の中にほのかな甘み。食べやすさ最高。

【海老パン】

食べた瞬間、口の中に海老の味が広がる。そしてパンの食感・揚げられたサクサク感がたまらない。

【特製海老ワンタン胡麻ソースがけ】

ワンタンの味が美味しい。海老のプリっとした食感・風味、胡麻ソースの香りが味とともに口の中に広がる。

【鶏とサツマイモのカシューナッツ炒め】

四川唐辛子や山椒が入っていて食べた際、ピリ辛の刺激を感じる。鶏には歯応えがあり美味しく食べられる。サツマイモ・カシューナッツ・その他の野菜には甘みがあってまさに甘辛のコラボレーション。

【牛すね肉の煮こごり】

見た目はテリーヌ仕立てになっている。最初は牛すね肉の食感と甘みを感じ、後からテリーヌのゼラチンの軟らかさと舌触りを楽しめる一品。

【角煮入り蓮の葉ごはん】

蓮の葉でくるんで蒸したごはん。蓮の葉の香りと風味を角煮ごはんに閉じ込めている。最初は角煮ごはんが蓮の葉にくるまれているが、開いた瞬間に蓮の葉の良い香りが更に食欲をそそる。角煮ごはんに閉じ込められた蓮の葉の風味と角煮ごはんそのものの甘みと塩味が仲良すぎる。

【プーアル茶ゼリーココナッツアイスのせ】

ココナッツアイスの甘さにさっぱり爽やかなプーアル茶ぜリーがあるので甘さも控えめでマッチ。


食前からジャスミン茶の提供もありましたが香りも良く、温まり、終始中華料理ともマッチしていた。多摩湖をバックにした大自然の眺望もあいまって「心身のリフレッシュと癒しを提供する、湖畔のリトリート」というコンセプトが体現されていた。

そして五十嵐美幸シェフの お話の中の息子さんとのエピソードで「どんな高級な食材を使っている料理よりも時としてその作った人の思いが込められてる料理の方が味も美味しく、食べた人の心に刺さり、勝ることがある。」というお話をいただきました。

彼女の料理の信条である「心と体が元気になる、素材本来の味を生かした毎日でも食べられる中華」というその名の通り、彼女の提案した料理の中にはその思いが詰まっていた。


(文:ケピオ・写真:山岸一之)

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