(C)梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンター」制作委員会
1月12日、神田明神ホールにて、映画『クロノス・ジョウンターの伝説』秋葉原映画祭オープニングプレミアム上映が開催され、下野紘、井桁弘恵、蜂須賀健太郎監督、大橋孝史プロデューサーが登壇した。
下野と井桁は作品の中で着ていた衣装で登場し、大きな歓声が響き渡る中、舞台挨拶はスタート。大橋プロデューサーが「残念ながら会場に入れなかった人が多かった。」と話すほど、チケットが即完売したという上映会は、会場いっぱいに観客が集まっていた。
下野は今回映画初主演ということについて「普段は声優をやっているので、どういう気持ちで立ったら良いか分からない。」と話し、プレッシャーを感じていた事を明かした。
5日間というタイトなスケジュールで撮影される中で、時にはその日に撮影予定の無かったシーンを急遽やる事もあったと撮影を振り返る。
しかし、そんな中、セリフを覚え、監督からのリクエストも答え、テスト撮影をそのまま本編に使用したシーンもあるような演技をした下野と井桁を蜂須賀監督は「本当にプロフェッショナル。」と大絶賛した。
井桁は初の映画ヒロインを演じた事について聞かれると「蜂須賀監督とどういうヒロインが、表情や仕草も含め守りたいと思ってもらうようになるかという事を話し合いました。あとクロノスというタイムトラベル出来るもの乗るシーンを想像力で演じるのが難しかったです。」と撮影を振り返った。
「もし、やり直したい過去に戻れるならいつに戻りたいですか?」と質問をされると、井桁は「中学時代のお父さんに反抗期だったんです。後悔しているので、その時ですね。」と思春期の頃のエピソードを披露。
それに対し下野は「次の日に仕事がある中、仲の良い先輩と呑みに3件程行き、酔っ払って記憶をなくしてしまった。気づいたら、コートとサイフを無くし、先輩からお金を借りたので、その日の飲む前に戻りたいです。」と話し、「お酒には注意してください!」と力強く念押しし、観客の笑いを誘った。
大橋プロデューサーが「今日上映した映画はもう最後です。変わります。」と発表すると、会場からは驚きの声が上がる。その発言の意図を「新しくなるのではなくて、これに主題歌も入るので、また是非見て欲しい。」と加えた。蜂須賀監督は「皆で一丸となって作った映画ですので、ヒットさせていきたい。」と語り舞台挨拶を締めくくった。
映画『クロノス・ジョウンターの伝説』は2019年4月より全国で順次上演されていく。
文:菅原美彩
写真:谷利沙紀
(C)梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンター」制作委員会
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