7月12日より、熱海港と初島港を結ぶ、初島リゾートラインにて、新船『金波銀波(きんぱぎんぱ)』が運航を開始した。
『金波銀波』は、熱海港~初島港間の約30分で結ぶ高速船で、コンセプトは「船まるごと初島」。初島へ渡るための単なる移動手段ではなく、船そのものが初島の一部であると捉え、乗船時から遊び心満載の非日常体験が提供されている。
船内の席も、ボックスシートや、USB電源完備のカウンター席、靴を脱いでくつろげるファミリーにもぴったりな半個室スペースなどが用意されている。
その中でも特に注目は特別室『金富士』。ソファを備えたプライベート客室からは、大きな窓越しに大海原を一望できる。貸切で最大8名まで利用でき、利用料金は片道4,000円となっており、より快適な時間を過ごすことができる。
静岡県熱海市の沖合約10kmに位置する『初島』は、首都圏から最も近い離島で、富士山や大島などを望む絶景の船旅に始まり、自然豊かな島内で、海鮮グルメやトロピカルドリンク、アクティビティ、グランピングなど、様々な過ごし方が出来る。
そんな中から今回は3点のオススメスポットを紹介する。
【Terrace Restaurant ENAK(テラス レストラン エナ)】
熱海がレモン栽培国内発祥の地という説が残る事から、レモンメニューが揃っており、今回その中から、鯖のから揚げとレモンをサンドした『初島バーガー』『スパイスレモンカレー』『スフレパンケーキレモン』『初島檸檬スカッシュ』を注文。
改めてレモンという食材の素晴らしさを感じさせた。見た目の色鮮やかさはもちろん、料理の濃厚な旨味の中に、爽やかなレモンの酸味がアクセントとなり、また次の一口の旨味を飽きさせずに感じさせてくれた。そしてドリンク&デザートは甘さを引き立てるレモンの酸味。そして食後の口内さっぱりとさせて食事を締めくくることができた。
【レモン フォトスポット】
レモンフォトスポットとも呼ばれる『初島駅の看板』『空に続く、檸門』『きいろいポスト』『おっきなレモン隕石』『Lemon Paradise』『空と海のブランコ』など、島内に様々なフォトスポットが点在しているので、旅の記念写真をたくさん撮影していただきたい。
【初島灯台】
そして、特にオススメするのは『初島灯台』。一般の人が登る事が出来る灯台は実は日本に16基しかなく、その1つがここ初島に存在するのだ。周囲 約4kmの初島を上から見下ろすことができ、そして360°どこを見渡しても海が広がる絶景。雲が少なく天気の良い日には富士山を見ることも出来る。
是非この機会に、新船・金波銀波に乗船し、魅力満載の初島へ訪れてみてはいかがだろうか?
金波銀波WEBページ
https://www.hatsushima.jp/kimpagimpa/
(文・写真:山岸一之)
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