城田優、Crystal Kay、中尾ミエ、前田美波里がブロードウェイミュージカル『PIPPIN』製作発表会に登場!

2月27日、ブロードウェイミュージカル『PIPPIN』の日本語版 舞台衣裳着用 歌唱付き製作発表が行われ、城田優、Crystal Kay、中尾ミエ、前田美波里が登場した。

『PIPPIN』は、1972年の初演にてトニー賞5部門を受賞した名作中の名作で、2013年には新演出版が発表されトニー賞を4部門受賞した人気作。

今回は新演出版を手がけたダイアン・パウエル自ら日本語版を演出し、本場のクリエイティブ・チームも再集結。

ブロードウェイで感動を与えた公演の世界観そのままに、出演者のみ日本人となる貴重な公演となっている。

制作発表会では最初に登場した、Crystal Kayが『Magic To Do』を披露。続いて中尾ミエと前田美波里で『No Time At All』。最後に主演を務める城田優が『Corner of the Sky』を歌い上げた。


城田はニューヨークで観たPIPPINに関して「人の心を動かす力が大きかった」と感想を述べ、日本公演についても「確実に観に来て損はさせませんし、夢や希望を沢山分け与えられる様な作品にしたいと思います。」と意気込みを語った。

今回ミュージカル初出演となるCrystal Kayは「こんなに素晴らしいチャンスを与えてもらった事に感謝しています。新しいチャレンジを友人でもある城田さんと出来るというのも嬉しいです。」と感謝の気持ちを伝えた後、出演のキッカケに関して「城田さんからLINEで『ブロードウェイミュージカル一緒にやらない?』って言われたんですよ(笑)。」という意外なエピソードを披露した。

中尾と前田はWキャストで出演となるが相当激しい動きがある役のようで、中尾は「この歳になっても初めてやる事というものもあって、本当にこの歳でこれをやるとは思わなかったです。これが最後の頑張りだと思っております。ひょっとしたら私は今が人生の中で1番筋肉ついてるかもしれません(笑)。」と語り、毎朝公園に、うんていで鍛えたという身体の仕上がりは順調の様だ。

それを受け前田も「人生というものは自分で何かをやらなければ、つまらない人生になっちゃうんだよ。謳歌しなくちゃだめだ。という素敵な歌をいただきました。昔から動くことは大好きでしたが、もうこの歳で無いだろうなと思っていたらこんな凄いものが来てしまいました。『人生は楽しまないとな!』という事を自分でぶち当たって表現したいです。」と決意を話した。 

今年芸歴20周年を迎える城田は今までの全てが今回のミュージカルに生きると語る。「人はいつでも何かしら悩みや苦悩を抱えていると思うんですけど、僕自身も『どこにいけばいいんだろう?どうすべきなんだろう?』という事は常に思っています。丁度20年という事もあって転機だと思っていて、ピピンとしてもそうですけど、城田優としても『今後どうしていこう?』と考えているので、それをそのまま演じ、ピピンとして舞台に立てるレベルにすでにいるので、更にそれを磨いていけたらなと思います。」と熱い想いを語ってくれた。

最後に城田が「ブロードウェイミュージカル『PIPPIN』。世界最高峰のプロダクションがここ日本で6月10日からシアターオーブで開幕します!劇場でお待ちしてます!」とPRし、会見を締めくくった。


文・写真:山岸一之

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