4月27日、ネット発&日本最大級の文化祭『ニコニコ超会議 2019』が幕張メッセにて開催され『超プレミアムライブ GLAY × ゴールデンボンバー in 超音楽祭 2019』にGLAYが出演した。
ゴールデンボンバーの後を受け、ついに日本屈指ロックバンド・GLAYのステージが幕を開ける。
TERU、TAKURO、HISASHI、JIROの4人がゆっくりとステージへ登場すると、待ってましたと言わんばかりに大歓声が会場に響き渡った。
「ゴールデンボンバーには結構やられましたけど、ここからは正統派ロックでいきたいと思います!」とTERUがクールに決めて披露された楽曲は、なんとゴールデンボンバーの『女々しくて』。
まさかのサプライズで始まったGLAYステージ。ゴールデンボンバーとは一味違ったGLAY流『女々しくて』は重厚なサウンドと伸びやかな歌声で会場の心をこれでもかというくらいに、しっかり掴んだ。
「熱く行こうぜ!幕張、行くぞ!」
TERUの煽りに呼応するように何度もステージに立ち上る炎と共に披露された『誘惑』。ここから『サバイバル』『Winter,again』『SOUL LOVE』『グロリアス』とGLAY珠玉のヒットソングの連発に会場とニコニコ生放送のコメントは歓喜乱舞した。
ここで新曲『元号』を披露。スクリーンに映し出された数々の映像と共に昭和、平成と生き抜いてきた人々へのリスペクトと、新元号のもとで中心となって活躍していく世代への激励を込めた力強い楽曲が会場全員の心に染み込んでいく。
続けて『生きがい』『愁いのPrisoner』と披露し、様々な世界観で会場を魅了した。
ここでHISASHIが「実は2019年、初ライブです!そして平成最後!平成最後に言っておきたい事がある。」と和やかな口調でと宣言したかと思うと「だいたいオマエ、気に入らねーんだよ!」と急変し『FATSOUNDS』をスタート。
荒々しくシャウトし、超攻撃的に攻め立てる楽曲で会場を狂気の世界へと導いた。
ここでJIROが「楽しいね。もっと行くぜ!」と会場を煽り、自身が作曲した『SHUTTER SPEEDS のテ-マ』を披露。
曲中にはTERUの指名と共に、JIRO、HISASHI、TAKUROがそれぞれテクニカルなサウンドを存分に奏でる他、TAKUROが曲に合わせて「ニコニコ超会議!」とシャウトする。
様々な楽曲で幅広い表現力を存分に見せつけ、会場は天井知らずに盛り上がり続ける。
「これで平成最後だ!」
TERUの叫びと共に披露されたラストソングは『彼女の“Modern…"』。最後まで圧巻のパフォーマンスでステージを締めくくりステージを後にするGLAY。
しかし熱の冷めない会場から即座にアンコールが起きる。するとステージにはGLAYと共にゴールデンボンバーの鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二が登場。
歌われたのはゴールデンボンバーステージのラスト、そしてGLAYステージのオープニングに歌われた、この日3回目の『女々しくて』。
夢のコラボに会場の盛り上がりは最高潮に。ステージから、会場から、ニコニコ生放送のコメント欄から、魂の歌声が響き渡った。
最後に1人ずつ感想コメントを求められると、まずはTAKUROが「ゴールデンボンバーなんて大嫌いだー!(笑)」とジョークを飛ばし会場の笑いを誘うと、続いた樽美酒は「おち◯ちーん!」と感想では無い言葉を会場に響かせる。
JIROが「最高に楽しかったです!」と笑顔で語ると、歌広場が「JIROさんを凄く近くで見ていたら・・・チューしたくなっちゃいました!」と告白。
喜矢武は「GLAYさんのライブに感動したんですけど・・・こんな格好して申し訳なくなりました!」と自身がGLAY風の変装をして出演した事についての思いを伝えると、鬼龍院が「皆さん、今日のゴールデンボンバーのライブは・・・最高の前フリだったと思います!」と今回の対バンステージを振り返った。
TERUは「ゴールデンボンバーとは、普段遊んだりとかしているんですけど、こうやってちゃんとお仕事したのは初めてだったので(笑)、本当に今日はありがとうございました。ゴールデンボンバー大好き!」と感謝の気持ちを伝えた。
そして最後にHISASHIが「平成最後の曲が『女々しくて』になってしまいました(笑)!これからも僕らは音楽を楽しんでいきたいの応援宜しくお願いします!」と締めくくり、平成最後にして最高の夢のコラボとなった『超プレミアムライブ GLAY × ゴールデンボンバー in 超音楽祭 2019』は大盛況の中、終演の時を迎えた。
(文:山岸一之)
【ライブレポート】ゴールデンボンバーがGLAY風(?)の姿で登場!『ニコニコ超会議 2019』で見せたゴールデンボンバー流のリスペクト!
【ニコニコ超会議 2019 GLAY セットリスト】
M1:女々しくて
M2:誘惑
M3:サバイバル
M4:Winter,again
M5:SOUL LOVE
M6:グロリアス
M7:元号
M8:生きがい
M9:愁いのPrisoner
M10:FATSOUNDS
M11:SHUTTER SPEEDS のテ-マ
M12:彼女の“Modern…"
Ec:女々しくて(GLAY×ゴールデンボンバー)
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