12月16日、特撮アクション時代劇『BLACKFOX: Age of the Ninja』の特別上映&舞台挨拶が新宿バルト9にて行われ、山本千尋、矢島舞美、大久保桜子、久保田悠来、宮原華音、出合正幸、中村浩二、島津健太郎、坂本浩一監督が登壇した。
上映後、喝采の拍手と歓声が響き渡る中、山本は「今日は楽しい時間に絶対しますので最後までお付き合い宜しくお願いします!」と挨拶し、舞台挨拶がスタート。
『ウルトラマン』『仮面ライダー』『スーパー戦隊』シリーズ全てで監督を手掛けている、日本で唯一の監督の坂本は今作の主人公・律花の変身シーンについて「変身といってもエフェクトが入るという訳はなく、戦いに行く前という事で、僕が子供の頃に好きだった『ランボー』とか『コマンドー』の感じのオマージュをやってもらいました。」と明かした。
今作、特殊能力を持つ役を演じた矢島は「次回はアクションをやってみたいです!私もアクションに凄く興味があって、週一で稽古してるんです。坂本流アクションをちゃんと教わりたいです!」とアクションへの意気込みを語った。
「今回、私が一番、痣(あざ)だらけだと思います。」と語る宮原。それを聞いた山本は「撮影に入る前に華音とどっちが痣を少なく終えられるか勝負しようと言っていたんですけど、華音の圧勝でした。」と、笑顔で話しながらも撮影が相当ハードであった事を感じさせた。
出合は実はリハーサル時の段階で肉離れしていたという「撮影所の楽屋が2階だったんですけど階段もまともに上がれないような状況でした。」と、驚きエピソードを語った。
アクションシーンのNGが少なかったという中村は「あまりNGは出したくないんですよ。一発OKにしてやろうという気持ちでやっていました。」と話す。豪快なアクションの中にも正確な技術の裏付けがある事を感じさせた。
大久保は時代劇の大変さについて「着物を普段あまり着ないので、ちょっとした動作の中で、こんなに帯が食い込んでくるんだなと知り、大変でした。あと撮影中は帯でお腹がギュッとなっているので、あまり食べられなくて・・・お腹が鳴っている音がマイクに入らないか心配でした(笑)。」と可愛らしいエピソードを語り「アクションもやってみたいです!私は今回アクションシーンがあると信じていたんですけど、1回も無かったので・・・次は沢山アクションしたいなと思います。」とアクションへの意欲を語った。
島津は自身の役について「アニメ版ではイケメンだったので、それがあって僕にオファーがあったんだなと。あと実は亜廉は実は凄く手だれ何だと思うんですよ。それが病気になってしまって、カラクリ職人になった。」と独自の解釈を展開した。
久保田は山本との壮絶な殺陣について「坂本監督が、僕と山本さんに「お互い殺し合え!」と言われて・・・殺したら大変な事になりますよね(笑)。」と冗談を交えながら話したが、作中では大迫力の斬り合いを見せてくれた。
これを受けて山本も「監督が特に厳しかったので夜中までオッケーが出なくて苦戦したのを覚えています。けど何度もNGを出されて、やっとOKが出たカットだったので、映像を見てグッと来るものがありました。」と思いを語った。
トークの他にも、決めポーズを見せたり、華麗な回し蹴りを披露するなど、内容盛り沢山となった舞台挨拶の最後に山本は「10月に配信がスタートし、もう2ヶ月が経ちましたが、こうして長く愛していただき、初めての主演で未熟な主演だったと思いますが、皆様の力を借りてこの場に立つ事ができました。スタッフの皆様もイベントや撮影が終わる度に涙をな流してくれたりして、それだけ愛を注いでくださるチームの皆様に囲まれています。絶対に続編をしたいと思っています!こんなに沢山応援していただいている皆様に私が出来るお返しは、成長した姿を見せる事だと思っていますので、パワーアップしてこのメンバーで帰ってきます! 」と、感謝の気持ちと続編への思いを語り、『BLACKFOX: Age of the Ninja』舞台挨拶を締めくくった。
(文:山岸一之・写真:谷利沙紀)
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