12月17日、元戦隊ヒーロー出身の俳優中心で構成され、年末に行われる『第69回NHK紅白歌合戦』に初出場する事が決定しているなど大きな話題を呼んでいる5人組歌謡コーラスグループ・純烈が、東京ソラマチ J:COM Wonder Studioにてスペシャルトークショー&コンサートを行った。
今回のイベントは純烈の紅白出場が確定した当日に撮影した番組『純烈!紅白初出場おめでとうスペシャル』などを12 月にチャンネル銀河(J:COM TV 553 ch)で放送する事を記念して行われたもので、会場には多くの観客が集まり賑わいをみせた。
酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、友井雄亮、後上翔太の5人が姿を現すと大きな拍手と声援が響き渡り『愛でしばりたい』でステージはスタート。
甘い歌声と共に、時にはコミカルに動き、表情を変え、あっという間に会場は純烈の生み出した温かい空気に包まれていく。
歌い終わると、紅白歌合戦が決まった事による変化について話し始め「移動の新幹線がグリーン席になった」「不動産の審査が通った」など、少しずつ様々な事がグレードアップしてきたと話した。
そんな中、チャンネル銀河からのプレゼントとして、名前入りのバスローブがプレゼントされ、酒井がバスローブを着ると「プロレスラーみたい」とツッコミが入り会場の笑いを誘った。
質問コーナーでは「サンタクロースになったら誰に何をプレゼントしたい?」という質問に対して小田井が「世界中の子どもに夢を与えたい」と即答し、ここで急に男前なコメントを披露。酒井は「メンベーへ、紅白であがらない薬を。」と目前に迫った大舞台へ向けての配慮も見せた。
「皆さん手拍子をお願いします!」と観客へ呼びかけ、心地良く手拍子が響き渡って始まったのは『失恋ピエロ』。
会場一体のパフォーマンスで会場を盛り上げると『あの時君は若かった』と題したメンバーの秘蔵写真を公開するコーナーへ。
後上の大学のイベントサークル時代の写真が披露されると、その派手な姿に思わず会場から様々な声があがる。この頃にメンバーと会ったそうだなのだが、この当時、白川と小田井は「・・・あの子と一緒のグループにならなきゃいけないの?」と実は引き気味だったエピソードが披露されると会場は爆笑の渦に包まれた。
「それでは皆様のお席へお邪魔させていただきます!」という宣言と共に始まった『星降る街角』では純烈のメンバーが集まった観客の所へ歩み寄り握手をするというサプライズ。これには観客も大興奮し、会場の熱が一気にあがった。
そしてラストソングとなった『プロポーズ』では先程プレゼントされたバスローブ姿で登場。更に先程もらったばかりというレコード大賞(第60回 『輝く!日本レコード大賞』(TBS)日本作曲家協会選奨)の楯を観客に1人ずつ持たせて回していくという大胆なサービスも。
歌唱前には「魂を込めて歌うのでバスローブが、はだけてしまったらすみません。」と言っていた酒井。曲の終盤、テンションが最高潮に達したのか、何と自ら豪快にバスローブを脱ぎ捨てるという魂のパフォーマンス。 会場は悲鳴と歓声が入り乱れる大波乱の中、内容盛り沢山のイベントは締めくくられた。
【セットリスト】
M1:愛でしばりたい
M2:失恋ピエロ
M3:星降る街角
M4:プロポーズ
文:山岸一之
写真:谷利沙紀
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