©天野明/集英社 ©『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会
1月5日、『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE –vs VARIA part II- 』の公開ゲネプロが、天王洲 銀河劇場にて行われ、ニーコ(リボーン役)、竹中凌平(沢田綱吉役)、岸本勇太(雲雀恭弥役)、朝倉ふゆな(クローム髑髏役)、和田雅成(六道骸役)、林田航平(XANXUS役)、甲斐千尋(マーモン役)、工藤翔馬(ゴーラ・モスカ役)がゲネプロ前に記者陣の前に登場し、作品の見所や公演に向けての意気込みなどを語った。
【ニーコ(リボーン役)コメント】
今回でヴァリアー編がいよいよ完結という事でリング争奪戦の行方、これはもちろん見てほしいんですけど、アニメで私が声優をやっていた時期から時を経て、私自身が親になって見方や感じ方が変わったのか、親と子の関係性というのが今回凄くいろんな所でドラマが見えてきました。例えばXANXUSが養子に出された9代目との親子関係だったり、凪のお父さんとお母さんとの関係だったり、ツナは家光とママンに真っ直ぐ愛情いっぱいに育てられて、この素直なツナになったんだなとか。10何年前は感じなかったような事を今回初めて稽古中から感じるようになっていました。アニメからのファンの方で今回リボステを観る方がいれば、皆さんも同じ歳を経ていると思うので、リング争奪編はもちろんですけど、人間ドラマにも注目していただきたいなと思います。
大空戦については、ボス戦に相応しいボリューム、濃さ、深さになっていると思います。具体的には、戦いのカッコ良さはもちろん、大空編の最中に人間ドラマが凄く散りばめられているので、戦いのクライマックスは、リボーンとしてではなく、ニーコとしてはグッと来るものがあるような素晴らしい戦いになっているので期待して大丈夫です。
素晴らしい出来になっているので観ていただきたいと思います。ツナとXANXUSが戦うのはもちろんなんですけど、守護者達全員がボス達のために戦うので本当集大成となっていて、とても贅沢な大空戦になっているので、そこも観てほしいです。
観劇してくださる皆さんが目でリング争奪戦を見届けてほしいなと思っています。今回初登場のクローム髑髏だったり9代目だったり、新しいキャラも本当にアニメや漫画から出てきたと思えるように仕上がっています。更に久々に六道骸も出てきますし、 新年になってリボステを観に来てくださる方々を絶対に満足させる自信がありますので是非楽しんでほしいなと思います。
【竹中凌平(沢田綱吉役)コメント】
ヴァリアー編という人気のある作品を舞台化するという事にプレッシャーもあったんですけど、霧戦の幻術とか、雲戦のゴーラ・モスカとか、あと大空戦とか、そういったものを、どう舞台上で表現していくのかという所を楽しんでんで観てもらえたらと思います。
大空戦で負けてしまったら10代目の座をXANXUSに奪い取られてしまうという事もそうなんですけど、ボンゴレもヴァリアーも魂を削って戦ってくれたので、その熱い想いを受け継いで大空戦に望みたいと思います。
2020年になって、今回のこのリボステが初めて観劇する作品という方も沢山いらっしゃると思うんですが「今年も良い舞台を観たな」と、お客様に感じてもらえる作品になったらと思います。頑張ります!
【岸本勇太(雲雀恭弥役)コメント】
場当たりを終えて、今まで以上に映像などのテクニカル部分の見せ方が凄く印象的でした。生身で見せられる所とテクニカルで見せる所と色々な見せ方が更に高まった、ヴァリアー最終戦を皆さんに観ていただけたらと思います。
雲雀としては前回、ディーノとの修行を積んだ結果を見せられたらと思いますし、雲戦から物語が加速するというか9代目の存在が動き出すなと思っているので物語の1つのポイントとして皆さんにお届け出来たらと思っています。
ヴァリアーもボンゴレもそれぞれの譲れないもののぶつかり合い、一歩も譲らないものがお届け出来ると思いますので、是非劇場までお越しください。
【朝倉ふゆな(クローム髑髏役)コメント】
私は今回初めて参加させていただいて、劇場に入ってから客席で舞台を観ることがあったんですけど、映像、照明、音響、演出、パネルの動きもタイミングも全部の効果が一つの感情を作り出していくという演出が凄く綺麗だなと思ったので、そこを観てほしいです。あと演出の丸尾さんもおっしゃっていたんですけど、最終の大空戦に向けて傷つきながら、痛みながら、それでも足掻いて、ボスや守護者の座を巡ってバトルするという凄く心に染みるお話になっていると思います。
霧戦は幻術対決になるんですけど、骸様が出てくる前に、マーモンを倒せるように幻術を頑張って出して、観に来てくれたお客様を幻術の世界に引き込んでいけるように、更にリボステの世界にも引き込んでいけるように役割を果たしたいなと思います。
この1ヶ月、丸さん(演出)に着いてきました。初めてカンパニーに入ったんですが、皆さん温かくて本当に素敵なカンパニーでリボーン愛に溢れています。期待を超えるものが作られていると思いますので是非楽しんでいただけたら嬉しいです。
【和田雅成(六道骸役)コメント】
映像とか舞台のセット転換とか色々あるんですけど、その中でも丸さんが「人間がやる意味」というものを凄く大切にされていて、いろんな技が登場するんですが、あえて人間でやるという「人間がやる意味」というものを大切にされていたので、そういう所を楽しみにしていただけたらなと思います。
第1弾に出演させていただいた時から、この戦いを楽しみにしていました。第2弾を劇場で観させていただいた時に本当にヴァリアーが強くて、 見終えた後に「絶対にボコボコしてやろう!」と思いました。本当にヴァリアー編は強かったんですけど、それ以上に鍛えてきた自信があるのでボコボコにしてやろうと思います。精一杯頑張ります。
【林田航平(XANXUS役)コメント】
XANXUSとして親子の血の関係など、そういった所を稽古で掘り下げてきたので、それを観ていただけたらなと思います。あと随所に演劇でしか出来ない遊びを丸さんが入れてくれているので、その辺も観ていただれたらなと思っております。
これまでの稽古で積み上げてきたものを出し、沢田綱吉率いるボンゴレファミリーを全力で掻き消してやろうと思います。
何でVARIAが一緒にいるのかなと解るシーンが個人的にあって、そこに注目していただけたらと思います。 楽しみにしてください。ご来場をお待ちしております。
【甲斐千尋(マーモン役)コメント】
前回から更にボンゴレの絆や、ヴァリアー編 の絆が深まっているのを稽古中から感じていて、今回からのキャストもいるんですが、今回から参加と思わないくらい皆が一丸となった絆を観てもらえたらと思います。
幻術対決となる霧戦ですが、本当にお客さんに幻術をかけるくらい頑張って、ボスのためにもクロームと骸をボッコボコにしようと思います。
関わっているキャスト、スタッフ皆さんもリボーン愛に溢れた方々が愛情を持って作っていますので、その愛と一緒にリボーンの世界をお届け出来るように頑張りたいと思います。
【工藤翔馬(ゴーラ・モスカ役)コメント】
(キャラの性質上、言葉を発せられないため「はい」「いいえ」のジェスチャーで答えてもらいました)
Q.雲のリング戦は勝つ自身はありますか?
A. はい
Q.10代目のボスはXANXUS様が相応しいと思いますか?
A.はい
Q.実は10代目のボスの座を狙っていますか?
A.いいえ
マーモンの通訳によると舞台への意気込みについては「頑張るぞ!」という思いを持っているとのこと。
舞台『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE –vs VARIA part II- 』は東京公演を1月5日(日)〜13日(月・祝)に、天王洲 銀河劇場にて上演。大阪公演は1月17日(金)〜19日(日)に、 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。
(文:山岸一之・写真:菅原美彩)
公演日程・会場:
原作:天野明『家庭教師ヒットマンREBORN!』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
0コメント